漳州窯蓬萊仙境皿
漳州窯蓬萊仙境皿
CN-2-10-01-3-B-0185
この皿の製作時期は明朝(オランダ・スペイン統治期)、産地は漳州、素材は陶器だが、磁器加工が施されており磁器のような質感を持っています。 この皿は緑釉と黒釉で、漳州窯典型的な風景や小さな橋などの文様が描かれています。皿の縁に刻印されている判読できない篆字は産地特有の文字だと思われます。
漳州窯は16~17世紀の大航海時代の貿易磁器を生産する窯です。台湾は17世紀初頭すでにオランダ、スペイン、日本、中国などを中心とした大航海貿易の重要な拠点となっていました。当時主な貿易品目は香辛料、お茶、絹、陶磁器、特に鄭成功親子が代表として、漳州月港から台湾を経由して磁器の貿易を行っていました。近年、澎湖や台南では多くの貿易磁器が出土していることから当時国際貿易における台湾の位置付けが伺えます。

製作者:不明
製造年:明朝(オランダ・スペイン統治期)
産地:漳州
寸法:直径 (D) 38 cm 高さ (H) 8.8 cm
重量:2.2 (kg)
